SS
(Suspended Solids:懸濁物質濃度)
グラスファイバーフィルター(GFP,孔径1μm)でろ過し、105℃で乾燥・冷却後、ろ紙上の残留物を1リットル当りのmg数に換算する。
測定準備
ろ紙の下処理(ろ紙の不純物等を除くため蒸留水を通して、乾燥器に入れ、1晩以上乾燥させる)
(試料の測定がすぐ行えるように常に次回測定を行う予定の枚数以上作り置きしておくこと.)
- ピンセットを使って、ろ紙を吸引装置のサポートスクリーンの上に静かに載せる。
- ファンネル・パイレックスをベース部上に載せ、クランプで固定する。
- ファンネル・パイレックスに蒸留水を注ぎ、真空ポンプの電源を入れる。蒸留水を適宜補充しながら、吸引する。
- ピンセットでろ紙をサポートスクリーンからはずす。(ろ紙が破れないようにゆっくりと持ち上げガラス皿に載せる。)
- ガラス皿ごと乾燥器に入れ1晩以上乾燥させる。
- 乾燥後のろ紙は直ちにデシケータ内に入れ、冷まして保管する。
測定手順
- 50mlのメスシリンダーに試水を量り採る。
- 下処理済のろ紙をデシケータ内から試料数用意し、ろ紙の縁に番号をつける。(ろ紙の取扱い時には必ずピンセットを使用し、移動するときはガラス皿に載せて移動すること.)
- 電子天秤を使用し、ろ紙の重量を一枚づつ測定し、記録する。(重量は小数点以下第4位まで測定する.)
- 試料の出し入れは左右の窓を開けて行う。(測定前には必ず窓<上の窓も>を閉じて表示が0mgになっているのを確認する.)
※ 電子天秤の電源は左の「ON」で入り、「0校正は中央」、電源切は「ON」を長く押す。
- ピンセットを使って、ろ紙を吸引装置のサポートスクリーンの上に静かに載せる。
- ファンネル・パイレックスをベース部上に載せ、クランプで固定する。
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- ファンネル・パイレックスに試料を注ぐ。このとき、試料を振らずに上澄みから静かに流し入れる。(はじめからSSの多い部分を吸引するとろ紙が早く目詰まりをおこし、吸引時間が長くなる.)
- メスシリンダー内に試料を残さないように、蒸留水(洗ビン)で洗いながらファンネル・パイレックスに注ぐ。
- さらにファンネル・パイレックス内に試料を残さないように、蒸留水(洗ビン)で洗いながら吸引する。
- 最後にファンネル・パイレックスのふちに付着した試料を蒸留水(洗ビン)で洗いろ紙の上にたらす。
- ピンセットでろ紙をサポートスクリーンからはずす。(ろ紙が破れないようにゆっくりと持ち上げガラス皿に載せる。)
- ガラス皿ごと乾燥器に入れ1晩以上乾燥させる。
- 乾燥後のろ紙は直ちにデシケータ内に入れ、30分保管した後、デシケータから取り出し、重量を測定して記録する。
SSの計算方法
試水 50mlフィルター + SS = A r
フィルター重量 r
a = A - フィルター重量
SS = a × 1,000 × 1,000 / 50 (試料の量 ml )
その他
※ 吸引装置の下のタンクに吸引した廃液が溜まるので気が付いたらバケツにあけて捨てること。(専用のポリタンクあり.)
※ デシケータ内のシリカゲルの色が白っぽくなったら、乾燥器で水分を飛ばして再利用する。(青い色が蘇る.)